ペットホテル

ペットホテルを上手に利用する方法とは?詳しくご紹介

大切なペットを残して家をあける際、どうしようかと悩まれている人もたくさんいるようです。家族が近くにいる場合なら、数日頼むこともできますが、そうでない場合には、家で留守番をさせなくてはなりません。そんな時に利用してみたいペットホテルの利用法などについて、この記事では紹介しています。

ペットホテルはどんな場所?

ペットホテルはペットのための宿泊施設で、長期で家をあける人のために生まれたサービスです。旅館やホテルなどのペットと一緒に泊まれるホテルとは別ものです。その種類はさまざまで、動物病院に併設されたものからトリミングサロンと一緒になったもの、さらにはドッグランや空港に用意されたものもあり、ニーズにあわせたユニークな施設も増えています。

長期利用の目安は7泊8日、最長1か月の場合もある

数時間から数日、そして一週間までを一区切りとしているペットホテルが一般的です。なかには最長1か月までペットを預かってくれるホテルもあります。ペットを長期で預かる場合、ペットにストレスがかかることを考え、年齢を重ねたペットや疾病のある場合、希望した期間での預かりを拒否されることもあります。事前にペットホテルの利用が可能かどうかを調べたうえで、旅の予定を立てた方がよいでしょう。

預けられるペットの種類も増加中

犬や猫などの動物が一般的ですが、他にもうさぎやフェレットなどの小動物を預かってくれるホテルもあります。ペットホテルによって預かってもらえる動物の種類も変わるので、事前に確認しておくべき事項のひとつです。

ペットホテルのバリエーション

個室で各ゲージが大きなものから、同じスペースに小さなゲージが並ぶものまで、さまざまです。ゴージャスなタイプになると、広々とした個室が用意され、まるで自宅のような空間を再現したものもあります。基本的に一匹にあたり、ひとつのゲージが与えられ、そこにはペットシートが敷かれ、水や餌が用意されています。またおもちゃなども一緒にゲージの中に入れることが可能です。

ペットの性格によっては、たとえゲージが別々でも、となりに他の動物がいるのを嫌がる場合もあります。そのためまずはお試しで1日預けてみると、その子の個性を理解できるでしょう。あまりにも吠えたり、ストレスから体調を崩したりする場合は、ペットホテルから拒否される場合もあります。

ペットホテルで受けられるサービス

一般的に犬であれば、散歩や一緒に遊んでくれるサービスが付帯している場合や、その他ペットであれば、トイレや餌の世話そして体調の管理までを行ってくれる場合があります。さらに動物病院に併設されたペットホテルの場合は、疾病のあるケースでも預けられることもあります。しかし通常のペットホテルの場合だと、複雑な投薬や治療が必要になると受け入れが難しくなるでしょう。

犬の保育園を兼ねたペットホテルでは、ドッグドレーナーが常駐し、預けると同時に必要なしつけや吠え癖の矯正なども行なっています。またトリミングサロンの場合は、預けている間にシャンプーやカットのサービスをプラスすると、引きとりの際には、きれいにトリミングされた愛犬や愛猫に再開できるでしょう。

最近では、飼い主とのコミュニケーションのため、24時間ライブ映像を携帯のアプリなどで確認できるサービスを提供する施設もあります。

預ける前に飼い主が準備しておくこと

まずは自分のペットの健康状態のチェックからはじめましょう。さらに複数の動物が同じ空間に集まるため、ワクチン接種やノミ・ダニ予防ができていることが条件となっています。まだワクチン接種を済ませていない場合、早めに受けさせておくと突然、家をあける際にも安心できます。

お泊まりができるかどうか判断してから預けた方が良い

たとえワクチンを打っていて健康な状態であっても、性格や個性によっては、住む環境が変わることに順応できないペットも当然います。ひどい場合は、餌を食べなくなり、嘔吐をしたり下痢をしたりと、体調を崩すことがあります。

とくに猫は家につくといわれ、移動により大きなストレスを与えることになるので、よくペットの性格をみてから判断するのがよいでしょう。

判断がつきにくい場合は、まずは1日や半日預けてみて、その様子から判断すると安心して次回から預けることができます。もしも外泊が難しいと判断した場合は、ペットシッターという自宅にシッターが訪問し、世話をしてくれるサービスを利用するのもひとつです。

餌やおもちゃなどを持参するのもOK

急にフードが変わると、便がゆるくなったり、食べなくなったりするケースがあるため、ホテル側も普段から食べているフードを受け付けてくれます。その場合は、宿泊の日数にあわせた量を用意して、ホテル側に預けます。またお気に入りのおもちゃなども一緒に渡しておくと良いでしょう。

まとめ

ペットホテルは、ちょっとしたショッピングの合間に預かってほしい時から、旅行で長期外出する際まで、目的にあわせた利用が可能です。またドッグランやトリミング機能をもつホテルもあるので、預けるプラスアルファのメリットも感じられます。ただどんなペットでも大丈夫というわけではないので、事前に確認をしてから預ける方がよいでしょう。

「ペットHOTELあんず」は、トリミングやドッグラン機能を併設した総合的なペットホテルです。お客様が外出先でも安心して過ごせるよう、スタッフ一同、大切にお預かりいたします。