トイプードルのトリミングはいつからOK?シャンプーや爪切りは?

 

迎え入れたトイプードルはいつからトリミングに連れて行けるのだろう?
シャンプーや爪切りはどうすればいいのだろう?

頭が良く、かわいい、人気のトイプードルを迎え入れ、毎日楽しく、ご家庭が明るくなったと思いますが、「しつけ」の他にもお手入れが必要な犬種だと言う事を知っておきましょう。

今回は安心してお手入れができるように、お手入れの適した時期などを把握してみます。

トイプードルのトリミングはワクチン接種をしてから!

お預けするサロンなどはワクチンを接種していないと、お手入れをしてもらえません。
ワクチンを接種してからサロンへ連れて行きましょう。

ワクチン接種の理由は?

仔犬は病気に対する抗体がない状態で生まれて来ますので、多くの犬が訪れるサロンには病原菌がある可能性があり、感染してしまう恐れがあるからです。
また、サロンの予約も未接種犬だと、受け付けないのが普通です。
必ずワクチン接種を済ませて、接種後1週間~10日間を過ぎた日付でサロンへ予約、申し込みをしましょう。

ワクチン接種はどこでできるの?

トイプードルのワクチン接種は動物病院です。

ワクチンンの接種時期は決まっており、生後42~52日の間に1回目のワクチンを接種します。飼い始める前の段階で既に1回目の接種が終わっていたら、その後個体差はありますが、3~4週間おきに2回目と3回目のワクチンを接種します。

トイプードルのトリミング以外のお手入れはいつから?

シャンプーブロー、ブラッシング、爪切りなどを知っておきましょう。

シャンプーブロー

免疫不足のトイプードルは体調を崩す可能性があるので、ワクチンを接種してからシャンプーを始めましょう。
それまでに被毛が汚れてしまった場合は、ぬるま湯で流す程度かウエットで拭き取る様にします。
重要なのは、ブローです。毛玉にならぬようにスリッカーなどでブラッシングしながら良く乾かします。
コツは横に引っ張ると言うより、細かく上に被毛を伸ばす感覚です。

ブラッシング

トイプードルの被毛はシングルコートで堅めの被毛がほどよくカールしています。
水鳥の回収犬だったことから水に濡れても乾きやすい毛質で仔犬の頃は毛玉になりにくく、ブラッシングの必要性が低いですが、少しずつブラッシングに慣らせておく事が重要です。
もし嫌がった場合は無理矢理ブラッシングをしてはいけません。スリッカーやコームに慣れさせておくことが大切です。

爪切り

トイプードルの爪は生後2ヶ月頃から硬くなり始めるので、少しずつ始めてみましょう。
爪切りは専用の爪切りがあるのでそれを使って慣します。
これも爪先だけにして、ヤスリなども使いお手入れします。触られる事に違和感を少なくなることをメインとして慣していきましょう。

お手入れは健康観察になります

トイプードルはデリケートな犬種なので、皮膚病、アレルギー、目や耳の病気には注意する必要があります。
特にまつげが眼球に入る状態や涙やけにも気を付けましょう。
また、お手入れの道具にも慣しておくと、将来サロンでトリミングをして頂く時にきっと「お利口さんでしたよ」と言われるはずです。

お手入れが嫌にならないために

触られ慣れ、お手入れ道具にも慣します。
始めは爪切りやブラシ、ドライヤーなどは見せておき、徐々に触るだけや音を聞かせるだけなど、いきなりや無理矢理押さえつけたりすると、お手入れ道具を見ただけで警戒心が芽生えてお手入れが嫌いなものになりかねません。

トリミングサロンデビューについて

毛が抜けにくいトイプードルですが、まめにトリミングサロンへ行きカットする必要がある犬種です。
始めてサロンの予約を入れる場合には、繁忙期に注意をし、お盆や暮れは1ヶ月前に問合せします。その他の月でも数日前には予約をして、当日愛犬を連れて行きお手入れをしてもらうのは避けましょう。

トイプードルの魅力はカットもその一つですが、初めてのカットの場合は、あまり時間をかけられません。時間がトラウマになってしまうからです。
初回は季節に応じて長めとか短めとかの注文をして、デザインカットはトリマーさんと相談しながら、徐々に行うのがお勧めです。