ドッグランデビューする際の順序やマナーとは?

ドッグランは犬がリードなしで走り回れ、遊べさせられる場所です。近年は愛犬を思う存分遊ばせられるドッグラン施設が増え、道の駅やサービスエリアでもよく見掛けられるようになりました。

愛犬が楽しそうに走る姿はとても微笑ましいことです。やはり犬は狭い家より外の広い場所が好きなようですね。

順序とマナーについて

1, 「ワクチン接種」

ドッグランデビューには順序やマナーがあります。その一つが「混合ワクチン接種」や「狂犬病予防接種」です。

 当店の「貸し切り遊べるドッグラン」では不要ですが、一般にドッグランでは別の飼い主や他の犬がおりこれらが感染上必要で、ドッグランによっては証明書を提示することが条件の施設もあります。ワクチン接種前の利用は原則できないとお考えください。

 

2,  「ノミやダニ」

  不特定多数の犬が集まるドッグランでは、ノミやダニを移されることも起こりうることですし、季節によってはちょっとした藪でもノミやダニに刺されることがありますので、予防薬や薬を塗って対策をしてからの利用が良いでしょう。

 

3,  「しつけ」

 基本的なしつけ「お座り、待て、お出で」をしておきましょう。

 ドッグランは犬にとってのマナーも重要です。ドッグランで愛犬がパニックになったり、暴走しないように飼い主さんの指示で制御できるようにしておきましょう。

 

4,  「散歩」

 始めて連れ出る場所がドッグランでは、ワンちゃんは戸惑うだけでなく、恐怖心が根強く残ってしまうこともあります。

 ドッグランデビュー前の散歩によって、他の人や犬にも慣れさせておくことが重要です。愛犬がドッグラン嫌いにならないように準備しましょう。

 

5,「調査」

 多くなったドッグランとは言え、お散歩圏内にあるとは限りません。事前に場所とルールも調べておきましょう。

施設場所や駐車場、営業時間や提示物、料金等を調査しておく必要があります。

 

6,「持ち物」

 お散歩に必要なものは持参致しましょう。

 リードやトイレ処理道具、飲み水や水皿も用意した方が良いでしょう。また、車で出掛ける場合は手足を拭くタオルやシートもあると良いと思います。

 

7,「トイレ」

 ワンちゃんは興奮するとオシッコをしやすくなるので、ドッグランに入る前に排泄させておきましょう。

 

8,「入場」

 土日など混み合う時間のドッグランデビューは注意が必要です。入場した瞬間に先に来ていたワンちゃんたちが押し寄せて来て、愛犬が怖がってしまうことがあります。なるべく空いている日や時間帯を選びましょう。

 さらに、入場する際には入り口近くに犬が集まっていない時を見計らいましょう。

 

9,「リード」

 ドッグランに入場したならばリードを持ちながら先ず周回します。他の犬などに来場を知らせることや愛犬を興奮させないためのものです。

また、ロングリードや伸縮リードを長くすることは周囲に迷惑を掛ける場合があるので、使用は遠慮しましょう。

 

10, 「オフリード」

 ワンちゃんが落ち着き、お座りをさせたならリードを外してみましょう。

 ドッグランでは愛犬から目を離さず、追いかけ回わしたり、マンテイングをしたら止めさせます。愛犬が他の犬たちにケガさせぬように注意することも必要です。

 

11,「呼び戻し」

 愛犬を呼び戻してみてください。

 ワンちゃんは犬たちと遊ぶことが大好きです。こんな時にでも愛犬が呼び戻せる様にしておきます。ドッグランで飼い主さんが愛犬を追いかけて回し捕まらなくて、退場できなくなると大変です。

 

12,「おやつとおもちゃ」

ドッグランではおやつとおもちゃの使用は注意が必要です。

当店の貸し切りドッグランではおやつとおもちゃは必須ですが、一般的に他の犬が居る場合は他の犬がおやつやおもちゃを欲しがります。ケンカの原因にもなるのでご注意して下さい。

 

13,「その他」

 他の犬の飼い主さんに無断でワンちゃんを触ったり、抱っこしたり、写真を撮ることはマナー違反です。止めましょう。また、ヒート中のメス犬や犬以外の動物、小さな子供を連れて行くことも慎しまなければなりません。

 

まとめ

 ドッグランはワンちゃんにとって、大変楽しい場所であり、飼い主さんも愛犬が喜んでいる姿を見ることやしつけが出来る施設です。

 デビュー順序とマナーをチェックして出掛けてみてください。きっとパートナーと気分を変えてリフレッシュできる楽しい一時をすごせることでしょう。