トイプードルが家庭に入って始めてのトリミングはワクチン接種が済んで1週間後位から始めると良いと以前のブログでお話し致しましたが、もし、トリミンをしないとどうなるのでしょう?
今回はトイプードルのトリミングについてお話していきます。
生後3,4ヶ月位からトリミングを始められる時期になって、被毛をカットしないと延び続けてしまう犬種がいます。
- トイプードル シングルコート巻き毛 (フランス産)
- ミニチワシュナウザー ダブルコート しっかり被毛 (ドイツ産)
- マルチーズ シングルコート 細い被毛 (イタリア産)
- シーズー ダブルコート 細い被毛 (中国産)
- ヨークシャテリア シングルコート (イギリス産)
です。
これらの犬種はカットしないと被毛が伸び続けてしまう特徴があります。
トリミングしないとどうなる?
トリマーさんとデザインなどを話し合って、仕上がった愛犬を見ると、とても可愛くなり、ビックリすることがあります。
やはり被毛が伸び続けるトイプードルなどは、綺麗にカットしないと、先ず見た目が悪く、汚らしく感じてしまいます。毎月カットしたいものです。
皮膚病になってしまう
トイプードルは被毛が延びすぎると見た目が悪くなるばかりか、清潔や健康維持にも影響します。
ワンちゃんは人と違い、全身を毛で覆われているために、巻き毛が密集すると風通しが悪くなり、空気の流れが少ないと被毛が汚れたり、ムレるなどで皮膚病になる場合があります。
皮膚病予防からも定期的にカットしたいものです。
毛がのびすぎると涙目の原因になることも
トイプードルの被毛は延びすぎると、巻き毛が目に入ったり、目を覆うことになります。毛が目に入ると瞳を傷つけてしまったり、涙目になったりもします。
目の周りは目に毛が入らないようにカットしましょう。
足裏肉球が毛でおおわれると怪我をする
また、目が覆われると視界が悪くなることになり、段差に気が付かず、思わぬ怪我に繋がったりします。
足裏の肉球が毛で覆われると、フローリングなどでは滑りやすくなり、転倒して骨折をしたり脱臼する可能性もあります。足裏も良く観察してください。
不潔になる
お尻周りの被毛が延びすぎると、排泄時の便や尿が付いてしまいます。
もちろん毎回清拭していれば問題ないかもしれませんが、延びた毛にウンチが付着すると取り除きづらく、オシッコも洗わないと臭いが残ります。排泄物が被毛に付かないようにしたいものです。
あんずのカット
当店のトリミングはシャンプーブローに全身カットが含み、その他爪切り、耳掃除、肛門腺絞り、足裏毛カット、足周りカットの6点がセットされており、シャンプーブローや、6点がセットされたシャンプーコースもあります。
まとめ
例えば、トイプードルのトリミング基本料金は当店でも7,920円で、決して安い金額ではありませんが、愛犬には動物病院と共に、トリミングサロン訪問が必須になります。被毛状態と健康維持に定期的サロン訪問を行いましょう。